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【平成30年(2018年) 第2回(6月)我孫子市議会本会議 】 大綱1 社人研の人口動態調査について (1)2045年110,132人と上振れ予想は (2)出生率を上げるための努力は (3)継続的な人口動態の要因分析を 大綱2 公園・水辺の有効活用 (1)広くドローン使用を許可しては (2)手賀沼公園に水辺のカフェを設置しては 大綱3 図書館行政について (1)勉強・調べもの利用について (2)本をリラックスできる環境を作っては (3)様々なニーズに合わせた学習席を (4)利用していない方への対策は ◆(甲斐俊光君) 清風会の甲斐俊光でございます。 今回は人口問題にまずは焦点を当てて質問したいと思います。 人口減少ということになりますと、この市が、また我々がこうむる被害というものは非常に大きなものだということは皆さんわかっていると思いますので、その点につきまして省きまして、社人研の人口動態調査、この間、発表されましたが、その点についてまずは質問させていただきたいと思います。 現在、6月1日、私毎回ホームページで人口を見ているんですけれども、13万2,296人、6月1日現在になっております。国立社会保障人口問題研究所、通称社人研が先日人口動態調査の発表をいたしました。2013年におきましては、我孫子市2040年にどうなるかといいますと、10万3,121人の予想でしたが、今回の社人研の予想ですと2040年を11万4,347人となっております。また、2045年になりますと11万121人と、2045年におきましても何とか11万人を維持しているという状態になっております。 なお、我孫子市も過去人口推計をいたしております。2013年の我孫子市将来人口推計調査結果によりますと、2040年の我孫子市の人口、これが一番低いんですけれども、9万9,432人と予想しておりました。2016年になりますと、我孫子市人口ビジョンというものが出されました。このときは、我孫子市2040年の合計特殊出生率を1.95と、今より随分高目に設定した上で、10万5,654人と2040年に推定いたしております。また、2015年の国勢調査に比べますと2万人ほど減っているというような、今回の人口動態調査の結果がございます。 こちら、今回社人研の人口動態調査、我孫子市の推計より随分上ぶれいたしました。この上ぶれの要因といたしましては、現在合計特殊出生率が上昇していない中、星野市政におきます子育て支援策や、また若い世代の定住化移住策、その策が功を奏しているのかなと私なんかは肌で感じております。しかし、それは肌で感じているだけであって、実際データとしてほしいものもございます。 我孫子市におきましては、平成26年に転入転出人口のアンケートをとっております。また、担当課にお聞きいたしましたら、ことし4月からまた新しく転入転出調査をしているという話を聞いております。4月の転入転出、一番激しい時期を通過いたしているということで、その中間報告、非常に気になるところでございます。その要因につきまして教えてください。 また、今回、社人研の人口動態調査で上ぶれした要因。当然、当局といたしましてはその原因を考えていると思いますけれども、その要因につきまして教えてください。 ◎説明員(渡辺健成君) 最初に、現在実施している転入者へのアンケートの中間結果についてお答えいたします。 アンケートはことし1月から実施しており、6月1日現在で企画課に届いたものを集計しました。回答数は712件となっており、約7割が県外からの転入者となっています。年代別では、全体の約7割が20代と30代となっているほか、世帯別では1人世帯が約6割、2人世帯が約2割となっており、若い世代の転入者が多い状況です。 転入の理由は、通勤・通学の都合によるもの、結婚や親族との同居など、家庭の都合によるもの、住宅の都合によるものが多く、我孫子を選んだ理由としては、住宅価格や自然環境などが理由として挙げられています。また、市が取り組んできた子育てしやすい環境や住宅取得補助制度を理由として我孫子市への転入を決めた世帯も見受けられました。 さらにテレビやラジオ放送、大型ビジョンなどを活用した我孫子市のPR事業の認知度を聞いたところ、約1割の方が見たことや聞いたことがあるとの回答でした。 次に、人口推計についてお答えいたします。 ことし3月に発表された社人研の人口動態調査では、2040年が11万4,347人と、これまで市が行った人口推計より上ぶれした予想となりました。社人研の人口動態調査においては、生存率や移動率、子どもや女性、ゼロ歳から4歳児の比率を仮定値として設定し、推計をしております。そこで、社人研において平成25年と平成30年に推計した日本の地域別将来推計人口調査を5歳ごとの年齢階級別に分析してみますと、平成25年より平成30年の調査時においてゼロ歳から19歳までの世帯が増加傾向にあることがわかりました。社人研や他の民間機関において、人口を推計する上で重視する将来子どもを産み育てる世代が増加していることが上ぶれした要因であると推測しております。 平成21年度以降の我孫子市における年齢階級別の推移では、年少人口と言われるゼロ歳から14歳の階級は、出生数が年々減少しているため減少幅は大きくなる傾向にあります。しかし、生産年齢人口と言われる15歳から64歳の階級では、これまで1,000人規模で減少してまいりましたが、転入者の増加により平成28年度以降減少幅が小さくなる傾向にあります。これらの状況を踏まえますと、これまで我孫子市において推計してきた将来人口より今回の社人研における将来人口が増加したのは、市がこれまで取り組んできた定住化、少子化対策が着実に成果となってあらわれてきているものと考えております。 しかし、緩やかではありますが、人口は減少傾向にありますので、他市の動向や市民ニーズを注視しながら、引き続き我孫子の未来を担う子ども世代と、その子どもを産み、育ててくれる若い世代の方が住みやすい環境づくりに向けた取り組みを展開していく必要があると考えております。 ◆(甲斐俊光君) 細かな数値をありがとうございました。私といたしましては、市の広報ですね。地下鉄ですとか、渋谷のオーロラビジョンですとかに流れるのを聞いたことがある、1割というのがちょっと少ないなとは思いますけれども、1割でも知って来てくれるのは非常にいいことだとも思っております。名前を知っているから、そのまちに移住するという方も多いという統計もこちらの報告書のほうでもございましたので、そちらのほうも頑張っていただきたいなと思います。 若い世代がふえてきたというのは、非常に大きなことなんですけれども、次の質問に続けたいと思うんですけれども、15歳から49歳までの女性が子どもを産むと仮定いたしておりますが、この人口というのはどんどん減っていくという状況は皆さん御存じだと思います。2015年には約2万6,000人ですね。それが2045年になりますと1万6,000人にまで減っていきます。約1万人減ります。これからの質問に続けますけれども、合計特殊出生率が同じであってもどんどん、どんどん生まれる人が減っていく。掛け算すれば、母体が減るわけですから、減っていくというわけです。ですから、合計特殊出生率は上げなきゃいけないんです。 次の質問に入っていきますけれども、2番目ですけれども、結局、社会人口の増減というものは、他市との人口の取り合いでしかありません。日本全体の少子化対策、人口減少問題の根本的な解決にはなっておりません。ですから、問題解決に一番大事なのは、合計特殊出生率、子どもたちを多く産んでもらうという状況をつくるのが大事だと思います。我孫子も合計特殊出生率を上げていこうというような政策を出しておりますけれども、残念ながら2015年では合計特殊出生率は1.31でございましたが、2016年には1.26と減ってきております。 今回、いろいろ発表もありましたけれども、千葉県では1.34、全国平均では1.43という数値よりも低い数値となっております。全国的に見ますと西高東低というのは明らかでありまして、1位が沖縄、2位が宮崎とか、そういうふうになっております。そこを分析した方もいらっしゃいますけれども、有配偶者就業率が高いほど合計特殊出生率が緩やかに高い、比例しております。男性の労働時間が長ければ長いほど減っていくという緩やかな反比例の関係にあるというふうに言われております。千葉県では決して高いほうではございませんけれども、他市の参考にする事例もあると思います。ほかに高い市は日本全国にたくさんございます。そういうところを参考にしてもいいのかなと思っておりますが、いかがでしょうか。その点についてお聞かせください。 次、3点目、政策の持続性というのは絶対必要なことなんですけれども、現在のような我々ベビーブーム世代、45歳ぐらい。私が一番ベビーブームジュニアなんですけれども、もう45、46歳になって、子どもがだんだん産めないような世代になってきております。そういう世代が年を取る前に早目に政策を打つことが大事だと思っております。 この東京の人口の重心というものも、この間、ちょっとマスコミで見たんですけれども、だんだん東部のほうに移っているということを聞いております。東京駅ですとか銀座、日比谷、そちらのほうで開発が盛んになっております。昔は渋谷でしたが、どんどん東に来ています。そうしますと、何が起こるかというと、北千住のほうは、今、下北沢のようなにぎわいが出てきているというような報道もございました。 その東京から北東部に位置します当我孫子も、そういう若い世代の流入なども考えられるのではないかと、いいチャンスだと思います。ですから、毎年、毎年、政策を見直して、世論調査だって何月に1回やるじゃないですか。ああいうもので政策を見直しながら、どんどん、どんどん新しい政策、新しい方を入れるような施策を生かしていくのも必要だと思いますが、その点についてお答えをお願いいたします。 ◎市長(星野順一郎君) 2点目、3点目、あわせてお答えをいたします。 平成28年度の合計特殊出生率では、千葉県は木更津市が1位、流山市が2位となっています。木更津市は、東京湾アクアラインの料金を引き下げた波及効果により、新築住宅の増加に伴う転入者が増加するとともに、大型商業施設の新規オープンや企業の立地増加に伴い有効求人倍率が増加をしています。また、流山市も平成17年につくばエクスプレスが開通したことで、南流山駅から秋葉原駅まで最短20分でのアクセスが可能となり、沿線開発余剰地に大型マンションの建設や大型商業施設が新規にオープンをしています。このような状況により、両市とも働く若い世代が増加をし、高い合計特殊出生率を維持をしています。近県では、埼玉県戸田市と朝霞市が高い特殊合計出生率を維持をしています。いずれも東京都に隣接をしており、自然が多く、住宅の家賃や物件価格もリーズナブルな上、都心だけでなく、郊外へのアクセスもスムーズという利点によって人気のエリアとなっています。 これらの市に共通していることは、都心や郊外へのアクセスがすぐれていること、都内に比べて住宅の物件価格が比較的安価であるため、働く若い世代が住みやすいこと、大型商業施設や企業が立地しており、雇用も生み出されているという点です。これらの市の状況から、都心から少し離れた緑豊かなまち並み、手ごろな住宅価格、充実した子育て施策では我孫子市も決して他市に引けをとっていないと考えています。 しかし、住宅供給地や商業施設、企業の立地が少なく、大規模な住宅供給や雇用の創出がないことが要因ととらえ、今後は子育て施策とともに新たな住宅供給の工夫や雇用創出に向けた産業振興などに取り組んでいく必要があると考えています。 市では、これまでさまざまな人口推計や定住化策などへのアンケートを実施してまいりましたが、いずれも転入転出の理由は仕事や進学、結婚、住宅事情などが主な要因となっていることがわかってきました。そこで平成30年1月からは、新たに現在市が進めている施策についても意見を聞く転入者アンケートを実施をしています。今後も社会動向や市民ニーズをとらえるため、さまざまな視点を加えながらアンケートを実施し、今後のまちづくりに反映をしてまいります。 ◆(甲斐俊光君) ありがとうございました。今回、政策についてのアンケートということで、非常に期待しております。 再質問で市長にもう一回お聞きしたいんですけれども、木更津市と流山市が高いというのは本当に私もよくわかりました。急にTXが開通してから、我孫子市とそんなに変わらなかった出生率が急にがんと上がってきております。また、柏市も同じように0.1ポイントぐらい、ずっと我孫子より高い出生率もしております。いろいろ思うんですけれども、転入者も多いプラス合計特殊出生率も多いというのは、関連性じゃないんですけれども、あるのかなとも思います。転入するだけじゃなくて。 ただ、おもしろいのは浦安市なんか魅力的なんですけれども、あそこは1.1ぐらいで低迷しております。そんなに全然多くないというのもございまして、流山市というのは育てやすいのかなと。2人目、3人目いくのかなとか、そういう話もあるんですけれども。 あと私が思っているのは、本当に卑近な例で申しわけないんですけれども、私の近所は3人、4人子どもがいる人が半径100メートル以内に4、5世帯いまして、私も含めて双子の世帯が4世帯ぐらいいるんですけれども、非常にそういうところに住んでいると、ロールモデルができやすいんですね。あ、2人、3人持ってもいいのかなと。お母さん方に聞いて、2人の大変さ、3人目の大変さだとかいうのも、非常に身近に聞けて、何かもう1人ぐらいいけるのかな、まあ、何とかなるよ、みたいなことを言われると、後押しされる部分もあるんですね。 ですから、我孫子市も2人、3人が当たり前の、そういうロールモデルをぼんと打ち出して、ずっと合計特殊出生率が低迷で上がっていく気配が余りないんですけれども、何か思い切ったことをやらなきゃいけないと思います。もしくは、もう3人目からでは遅過ぎる、2人目からの子育て支援策ですよ。もうだって1.27っていったら、2人以上持っている人は珍しいんですよね。もう3人、4人って、もう本当にほとんどいないような状況ですよ。だから、2人目から支援策やっていいのかなと。2人目からは、何か我孫子得するらしいよぐらいのイメージでもいいんじゃないかなと思うんですけれども。また財政的支援とかもあるんですけれども、そういう点についていかがかなと思います。市長、もう一回御答弁お願いいたします。 ◎市長(星野順一郎君) 先ほども申しましたが、やはり私としては、若い世代が子育てしていくための経済的負担、この意見を市長に就任する前から、就任した後も随分と継続して話を聞くことになってきました。当然、そのためには何とか財源を確保し、どの部分に子育て世代の経済的負担を軽減できているという実感をしてもらうのかが大切なのかなというふうには思っています。 そういう状況の中で、一つずつこの11年かけて実施をしてきました。とはいっても、今議員が御指摘のように、私も我孫子の子どもたち少ないといっても、確かに御指摘のように双子さんのベビーカーを見たり、いわゆる3人目、4人目を抱えている若いお母さんも何度も見かける場が、結構イベント会場なんかにあって、これがもし一人っ子だったらもっと少ないのかと思うと、もう少し子育て中の世代への経済的負担、いわゆる子育てをするときに躊躇をする理由がなくなるような施策展開というのは検討が必要なんだろうなというふうには思っています。 そういう状況の中でも、やはり転入者に対してのいわゆる住宅施策としての住宅補助金だとか、中古住宅のリフォームだとか、いろんなことをさせていただいていますけれども、これからもやはり我孫子の中で特に3人以上産みやすい、育てやすいと感じていただけるような施策だとか、あるいは他市で子どもさんを出産はしたとしても、後で我孫子に引っ越してきてももっと子育てがしやすいんだということを実感してもらえるような、また、それをいかにPRをしていくかというのもあわせて大事なんだろうというふうに認識をしているところでございます。 やはりそのためには、いろんなところでPRをこれからも強化をして、我孫子の魅力発信、どんどん強化をしていきたいというふうには思っていますが、しかし、先ほども部長の答弁にありましたように、ちょっとまだ1割ほどしか認識をしていないというのは、私としてももう少し数字欲しかったなというところではありました。ただ、これからはいろんなところで調査、アンケートをとらせていただいて、少しでも我孫子の名前を知っていただく、そして我孫子の子育て施策を知っていただく、これを2つ強化をしていかないと、なかなか我孫子への若い人たちの増にはつながっていかないんだろうというふうには思っておりますので、これからもいろんなところでそういう子育て世帯の経済的負担の理由を軽減できるような施策をしっかりと調査をしながら実施に向けて頑張っていきたいと、そういうふうに思っています。 ◆(甲斐俊光君) ありがとうございました。 もう市長の政策といたしまして、31年連続待機児童ゼロという施策は本当に市民に知れ渡っていまして、非常に感謝しているところでもございます。より一歩踏み出してということで、ちょっと大変だと思いますけれども、いろんな知恵を絞ってやっていただきたいなと思います。市長が最後に言った、我孫子のことは1割の人しかまだ知られていないという、転入していないということから、また次の大綱の2のほうに進めたいと思います。 公園や水辺の有効利用なんですけれども、あびこの魅力発信室がつくりました我孫子のPRビデオ、あれはまず空撮から始まりますよね。ドローンを使った空撮。あの空撮ってすばらしい我孫子の魅力だと思うんですよ。皆さん、あれを見て、我孫子はいいな、水辺のまちだなと思うんですけれども、残念ながら我孫子でドローンは使用できません。航空法によりますと、空港の周辺、また150メートル以上の上空、そして人口集中地区におきましては、ドローンをやるには国土交通大臣の許可が必要というふうになっています。ただ、それ以外の場所を、人口集中地域、DIDっていうんですけれども、そこでホームページで見れるんですけれども、そこの地区を見ますと、ゆうゆう公園や手賀沼周辺というのは真っ白になっているんです。ここ、実はできるんです。できるんですけど、我孫子のほうではかなり規制をしているということはございますけれども、どこにも立て札はない状況でございます。 実は、国や民間ではドローンを活用した産業振興というのを強く進めております。農薬の空中散布等がございますけれども、ドローンを使って安全にやりましょう、また高い地区から、高い場所での作業や上からの危険場所とか、そういう場所をドローンを使って見ましょうということもございます。また、幕張新都心では、配送の実験をしているのは皆さん御存じだと思いますけれども、ドローンで配送しましょうという実験をいたしております。 将来の産業に育てるような日本の政策ございます。ドローンの市場規模は、これは民間の試算なんですけれども、2016年には353億円でしたが、2022年におきましては2,116億円、何と6倍までふえるというふうに予想されております。この辺にドローンのできる場所と言えば、つくば市や、また八千代市にも実は民間のところもございましたり、きょういただいたメールでは、野田市のほうにも民間でできるような場所もあるというふうに聞いております。また、千葉市におきましてはドローンフィールドというのを市でつくりまして、法人がつくれると、法人がそこで飛ばせると、そして産業振興や企業誘致に努めております。 当市におきましては、先ほど言いましたように手賀沼沿いや利根川沿いでは飛ばせるようになっているんですけれども、規制があるということで、私も手賀沼に行きましたらドローンを飛ばしている人を何人か見かけました。注意されてやめていましたけれども。何も書いていないので飛ばしていいんだろうみたいなことで飛ばしたりもしているんですけれども。ゆうゆう公園とかであれば、平日なんかそんなに人もいないですよ。人もいないですし、またグラウンドごと貸してあげてもいいんじゃないかなというほどございます。ですから、いろんな条件も含めて、例えば商業利用、試験飛行、またCM撮影やドラマ撮影、映画撮影ございます。実験だとか、そういうのを含めてドローンの使用を広く認めて、我孫子の産業振興、また観光にもなると。水辺から撮った風景をインターネットに出してくれて、観光にもつながるんじゃないかなと。我孫子のことを知ってもらえるんじゃないかなと思っております。この点についてお答えをお願いいたします。 2点目、手賀沼カフェについてです。 手賀沼・手賀川推進協議会におきまして、毎回手賀沼にカフェを出しましょうということございます。北柏ふるさと公園に先を越されてしまいましたね。5月にもう始まっております。我孫子におきましては、手賀沼公園、なかなか実現されておりません。公募対象公園では都市公園法の改正がございまして、3月議会、制定されましたけれども、民間に公園の一部を貸して、そこにカフェとか建ててもらってやるんですけれども、設置を10年から20年に延長いたしまして、その民間会社が園路や、また広場などの整備を2分の1までは負担してくれるということもございます。そして民間活力を利用いたしましたカフェというのはすぐできるんじゃないかなと思います。 これは一例でございますけれども、水辺のにぎわいのため、特に手賀沼公園なんてすばらしいロケーションになってございます。こちらにつきまして、いろんな知恵を振り絞って水辺のカフェ、ぜひとも柏市に負けるな。水辺のカフェをつくっていただきたいと思いますけれども、お答えをお願いいたします。 ◎市長(星野順一郎君) まず、(1)についてお答えをいたします。 公園内でのドローンの飛行につきましては、利用者の安全を第一に考え、我孫子市都市公園条例においても公衆の利用を妨げる行為として原則禁止としています。しかしながら、公共性が高い事業において安全性などが確保されている場合には、ドローンの使用を許可をしています。今後もドローンを使用したCMや映画の撮影など、市のPRとなる事業や公共事業について個別案件ごとに安全性などの精査を行いながら使用を許可していきたいと考えています。 次に、(2)についてお答えいたします。 昨年9月に策定した手賀沼・手賀川活用推進のためのアクションプランには、今後の取り組み項目の1つとして、水辺のオープンカフェの検討を掲げました。この際には、手賀沼公園を想定しましたが、現状ではまだ研究段階であり、今後、土地利用上の制限や必要なインフラ整備、事業手法、費用等、さらに御質問にあるように、都市公園法の改正に伴う公募設置管理制度の活用なども視野に入れながら検討を進めていきたいと考えています。 ◆(甲斐俊光君) ありがとうございます。 手賀沼カフェについては、なぜ北柏にできたのに我孫子はできないのかなという。もうちょっと簡単にできるんじゃないかなと思うんです。向こうも試験期間があって、すぐやったと思うんですけれども。ドローンについて、大体予想の範囲内なんですけれども、公共性と言われたら、もうそこで線引きがあって、なかなか進めないんですけれども、商業ですとかもちょっと考えていただきたいなと思います。 例えば千葉県の湖沼の中、手賀沼の中は実は法人というか、団体で登録すれば湖沼の中では飛ばせるそうなんですね。中って言っても、中に入り込んで、葦の中とか入って飛ばさなきゃいけないんでしょうけれども、そういうこともございます。 また、野田市のホームページとかを見ますと何て書いてあるかというと、十分ドローンの使用に気をつけて飛ばしましょうぐらいの規制で、実は端っこのほうでやったりとかもしているそうなんですよ。先ほど言ったように、これからドローンの魅力というのは大きいものだと思うんです。我孫子の魅力も何かといったら、ほどよい田舎なんですよ。都心からほどよく来た田舎。なぜあんなにDIDで見て真っ白なのに飛ばせないのと、都内から来た人や近くから来た人も不思議に思うと思うんですよ。もうちょっと頭をやわらかくして、グラウンドの使用っていっても、グラウンドの中だったらいいのかなと思うんです。例えば野球やっていてもボールが当たる危険性とかもありますし、そこに皆さん入らないと思うんです、野球やっているときは。ドローンをやっているときは、何か立て札とか立てて入らないでくださいっていうのもあるのかなとも思うんですよ。もうちょっとやわらかく考えてもいいのかなと。 ゆうゆう公園、皆さんも平日とか行かれると思いますけれども、ほとんど人がいないですよね。何かできる方法を考えていただきたいと。我孫子は産業がないんですから、ドローン産業でもいいじゃないですか。そういうのもちょっと考えてもいいのかなと思っています。ちょっと市長もう一度お願いいたします。 ◎市長(星野順一郎君) まずカフェについては、私も手賀沼公園だけではなくて、水の館についてもやっていきたいなと思っているくらいなんですが、現実的にはやっぱり沼辺に近ければ近いほど河川の状況がありますので、少し離れれば可能なんじゃないか。特に、今御指摘のように柏市でできて我孫子にできないというのは、私の一番嫌いなフレーズですので、その違いはうちの職員の能力差かと、いつも職員を叱咤激励をしているところでございます。これからもしっかりと柏市でできて我孫子にできないということは、あと考えられるのは職員の能力しか思い浮かばないものですから、うちの職員とも一緒になってしっかりとその辺をきちっと精査をしていきながら、あとは進出してくれるお店だというふうに思っていますので、ここをしっかりと再度詰めさせていただきたいと思います。 あとドローンにつきましては、御存じのように我孫子の上空は時々海上自衛隊、下総基地の自衛隊が風向きによっては通ります。当然、あの自衛隊も成田空港がある都合上、成田空港の本数がふえ、それに合わせながら自衛隊のほうも風向きによっては我孫子の市役所あたりから湖北台のあたりの上空を通る場があるということで、ここについてはきちんと、成田空港のほうにも逐次報告をしなければならない、必要があるまちとなっておりますので、原則的には野放しではなくて、やはり届け出をしてもらって、その日その日を確認していただくという必要があるということは御理解をいただければなというふうに思っています。 その上で、先ほど申しましたように、私としても我孫子の魅力を一番きれいに表現できるのは、ドローンを使った上空からの我孫子の魅力発信だろうというふうに思っていますので。ここについては先ほども言いましたけれども、公共性という表現を使いましたけれども、極力飛行機とのバッティングがない状況では、日にちによっての許可を出していければなというふうに思っております。ただ、無制限にはできないというエリアだということは御理解をいただきながら、そういうPRをしていければなと。必ず届け出を出していただきながら、どのエリアでいつというものをきちんと精査した上で、なるべく許可できるように検討していければというふうに思っています。 ◆(甲斐俊光君) ありがとうございました。ドローンについて前向きな意見もいただきまして。行政、団体とか、試験飛行ですとか、きょうもメールとかもいただいて、ぜひとも試験飛行とかでスクール生に教えたいとか、そういうニーズもあるみたいなので、そういうのも団体として登録とか、危険性をちゃんと認識してというか、ある程度やったら警備とかしっかりした上でということであればいいんじゃないかなと思うんですね。まるっきり禁止というのは、やっぱりいただけないのかなと思います。これからの状況を見てもですね。 大綱3点目に行きたいと思います。市長の意見じゃないですけど、柏市には負けたくないというのはあるんですけれども、図書館につきましては柏市に勝っていると思うんですね。図書館行政について話したいと思います。 アビスタの図書館につきまして少し中心に話していくんですけれども、平成14年にアビスタの図書館も開館いたしまして、手賀沼公園に面したすばらしい環境にもございます。しかし、アビスタもピーク、平成21年58万8,241人の入場者がございましたけれども、平成28年におきましては何と43万3,763人と、15万人程度、人口減少より急落に、業者も減ってきております。 最近では、大和市や荒川区といった場所で複合施設としての図書館というのが非常に人気でございまして、図書館プラス子ども広場、私が視察いたしましたゆいのもり荒川におきましては、子ども広場や文学館が併設されておりまして、非常ににぎわいがあり、800席も学習席があるという、非常に魅力的な場所となっておりました。ただ、その施設はまねできないです。まねできないですけれども、そのコンセプトは利用者の利便性を考える上で非常に参考になるのではないかなと考えております。 図書館の利用目的といたしましては、勉強や調べ物、研究利用のほかにも、趣味や娯楽の利用というのもございます。3点目には学習スペースの利用、4点目にただの時間つぶしというのもございます。そういうような4点の大きな理由があるというふうに言われておりますが、減少している利用者を取り戻すためにどのような施策があるのかというのを順を追って質問させていただきたいと思います。 まず1点目、調べ物や勉強利用ですけれども、子どもが図書館をきっちり最初に利用をできるように指導していくじゃないですけれども、図書館利用というのを当たり前にしていって、読書習慣を身につけて、心豊かな子どもに育っていく、我孫子市民として育ってほしいというのが皆さんの大きな願いだと思います。子どもが図書館利用をしやすくするような施策というのは非常に必要かなと考えております。 子どもの読書習慣といいますと、それを指導する図書館司書さんというのが非常に重要な役割を果たしてまいります。我孫子市におきましては、専門職といたしまして図書館司書を職員としていらっしゃるので、限られた予算の中で、すばらしい児童書を選んでいただいたりとか、話題の本を選んでいただいたりとか、新規の本を選んでいただいたり、非常に司書さんにはお世話になっておりまして、私もアビスタの図書館に行きますと、推薦図書というのをまず見ます。まず見て、ああ、いいなと思いながら、非常に感銘を受けながら帰ってきております。 そんな司書さんは図書館だけではなく、市内の小中学校にもいるというふう聞いております。その小中学校の専門的な司書さんと市役所の司書さんですとか、そういう相互の連携や協力をして子どもの読書習慣をつけさせるというのも必要なと考えております。 もう1点、ちょっとアビスタから飛ぶんですけれども、移動図書館のそよかぜ号ってあると思うんですけれども、これは小中学校のちょっと足りない蔵書というのを補ってくれる役割も果たしていると思うんですね。市内小中学校をぜひともめぐって本好きを満足させてほしいといいますか、もっと読書習慣もつけさせてほしいと思いますが、いかがでしょうか。その点についてお願いいたします。 次は、専門図書につきまして。大人の専門図書の読書なんですけれども、私もアビスタの図書館の司書さんに、こういう本を欲しいんだというふうに聞いたこともございましたけれども、非常に丁寧にそこの書棚まで案内していただいて、こういう図書がいいんだというのを紹介していただいて、大変私はためになりました。 しかし、なかなか利用しない人、専門性がわからない人にとっては、まだまだそちらの司書さんのよさというのが前面に出ていないのかなと思います。省スペースで推薦図書とかやっておりますけれども、もっと前面でもっと広く各箇所におきましてこういう推薦図書がありますよですとかの推薦図書の紹介ですとか、話題の本ですね、話題の新書の紹介、本屋でしたらポップがあったりとかしますよね。そういうのがあったりとか、あとイベント開催ですとか、あと司書さん自身が話しかけられやすい雰囲気づくりというのも重要かなと思うんですね。そのような一工夫も欲しいところでございますけれども、いかがでしょうか。その点についてお答えをお願いいたします。 ◎説明員(倉部俊治君) 初めに、アについてお答えいたします。 現在、市民図書館と学校図書館では連絡会議を年に2回開催しており、運営や選書に関する情報交換等を行っています。今年度からは、新たに教育委員会の4課で学校図書館活用推進の支援体制を組み、それぞれの業務内容を連携させながら学校図書館の機能充実を図り、図書館の司書が中心となって学校司書に対する指導、助言や研修会を実施しています。 移動図書館の活用については、学校から依頼された資料の物流だけでなく、巡回ステーションとして小中学校に出向くことで、地理的に市民図書館を利用しにくい児童・生徒が学校で利用できるというメリットがありますので、巡回場所を全体的に見直し、学校側とも十分協議した上で実施の可否を判断してまいりたいと思っています。 次に、イについてお答えします。 アビスタの図書館には、特集コーナーが3カ所あり、タイムリーな本を紹介しています。昨年度より「広報あびこ」において、図書館員の選んだこの一冊としてお勧めの本を紹介しています。本への興味を喚起するような効果的なイベントの開催等、今後も読書の楽しさを伝えられるよう努めてまいります。また、印刷したリスト類をカウンターで配布する等、利用者との会話につながるような工夫をしてまいりたいと思っております。 ◆(甲斐俊光君) ありがとうございました。 司書さんには非常に私もお世話になっておりますし、私も図書館が大好きでして、古人の知の英知が集まっている場所ということで、あのにおいも大好きですし、非常に私も市民の中でもヘビーユーザーじゃないかなと思っておりますので、いろいろなイベントも期待しておりますので、よろしくお願いいたします。 続いて、大綱3の2に行きたいと思います。趣味や教養利用のところで、もっとリラックスして図書館を利用できないかという点を質問させていただきます。 最近になりますと、佐賀県武雄市におきまして蔦屋さんが運営する図書館というのがあったと思いますし、私、先ほど話しました大和市さんや荒川区の図書館におきましても、館内において飲食ができるというふうになっております。そういうふうな施設が非常にふえております。館内で飲食を促すというのも、たしか過去の定住化ビジョンか何かにも一言あったと思うんですけれども、こういうのも一つの図書館の利用をふやす施策だと思っております。 またアビスタのちょっと外に出ますと、中庭にも少しスペースがあるんですね。そこで外に出て、野外に出て本を楽しむといったような工夫もあっていいのか、そこだったら飲食を許すとか、そういうのもあってもいいのかなと思います。そしてアビスタの外に出ますと、アビスタに屋上がありますね。図書館すぐ出ますと。屋上、私もたまに上って、非常に風光明媚ないいロケーションにあるんですけれども、あそこは雨が降るとまず使えない、日差しが強いと暑過ぎて外に出られないというふうに、非常になかなか使いづらい空間になっているんですね。あそこに例えば日差しを遮るようなパラソルですとか、木陰があると上で読書をする人がふえたり、交流したりする人もふえたり、机があったりすると非常にいい場所なんじゃないか。本当に風景のいい場所だと思います。5月のいいシーズンなんかは外に出られる方も多いと思います。そういうような外での学習環境づくりというのを提案させていただきます。 それで3点目、次は本来調べ物に加えて、最近では中高生の学習、受験勉強ですとか、社会人の資格試験の勉強、またテレワークなども最近はちょっとやりましょうというのがあると思います。小説執筆だとかをやられている方もいらっしゃるということで、学習スペースの利用というのが非常に多くなっています。多種多様な利用というのが非常に多くなっていると思います。 空きスペース、空き教室におきましては、学習スペースとして現在開放していただいておりまして、中高生を中心に非常に喜んでいただいております。ただ、土日や長期休暇、夏休み、冬休みですとか、受験シーズンになりますと、なかなか席がとりづらいという状況があって、ちょっとした不満も聞こえてまいります。最近ではショッピングセンターですとか、いろんな施設に学習できる机ですとか、いすとかを置いて、そこで勉強している子も見受けられます。 ただ、図書館の小さくても間仕切りのある学習スペースというのは集中できるので非常に人気になっております。レイアウトもずっと変えていないと思うんですけれども、いろんな図書館内のレイアウトを見直したりですとか、外の整備を見直して、さまざまなニーズに合わせたような学習スペースを確保していただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。その点について御回答をお願いいたします。 最後4点目なんですけれども、図書館を今まで利用したことない、利用しないとした方へのアプローチ、どのように対策を練っているのかというのについて質問させていただきます。 利用する必要がないために利用していないと思うんですけれども、何か新たに来てもらうような施策が必要なんじゃないかと思いますけれども、図書館行政として何か考えているのか、お答えをお願いいたします。 ◎説明員(倉部俊治君) 初めに、(2)についてお答えします。 アビスタの屋上につきましては、安全面や屋上緑化対策、また構造上の理由から新たに付属物を追加して御利用いただくことは困難ですが、図書館西側に面した屋外部分はベンチの増設や木陰の演出等工夫をすることが可能だと考えますので、手賀沼や公園を望みながらの読書や学習の合間の息抜きに御利用いただけるような環境づくりに向け、検討を進めてまいりたいと思います。 次に、(3)についてお答えします。 アビスタの図書館内は、利用者数に比べて席が不足がちであることは認識しております。しかしながら、館内の安全な通路幅の確保、また車いすでの御利用等、皆様に見ていただく蔵書数の確保もまた必要であるとから、レイアウトを見直して新たに学習室を設けることは、現状のスペースの中から困難な状況であると思っております。学習の場については、生涯学習センター全体で確保に努めてまいりたいと思っています。 最後に(4)についてお答えします。 近年、図書館では庁内の他課と連携を強めています。ふるさと産品の紹介展示やジャパン・バード・フェスティバルでの展示協力、旧井上家住宅に赴いての土蔵古本市開催等、さまざまな切り口で相乗効果が図れる取り組みを行い、利用者層拡大の試みをしています。また、これらを我孫子市のフェイスブックで配信し、いろいろな世代に知っていただくことで新たな利用につなげていくよう努めてまいります。 最近では、先ほどお褒めいただきました図書館司書が非常に頑張っておりまして、図書の利用を他課との協力関係で読書につなげていくという試みを意識的にやっています。もちろん一番多いのは生涯学習部のほかの課、例えば井上家、それから楚人冠とか、そういう文化面の発表の中に必ずそれに関連する蔵書をそろえたりとか、それに関しての講演会を催す等、1課ではおさまらないいろいろな形での後援に努めております。こういうことを通じて市民の皆様に我孫子の魅力と、それからそれに関係する書籍類の魅力をこれからも多く発信していきたいと思っています。 また、最近では我孫子市在住の作家である古谷田奈月さんが2つの賞を連続して受賞されました。残念ながら、今は我孫子市に住んでいらっしゃいませんけれども、上橋菜穂子さんも同じようなことを実はお話をいただきました。作家活動に行き詰まったときに、手賀沼に赴いてその風景を見ると新たな気持ちで作家活動に邁進できる。そういう環境が我孫子市にある。そういうものを生かしながら、我孫子市の文化の振興に努めてまいりたいと思っております。 ◆(甲斐俊光君) 教育長ありがとうございました。まさに我孫子は物語の生まれるまち我孫子ということで、図書館をもとに物語もたくさん生まれているんだなと思います。すばらしい図書館だとは思うんですけれども、いろいろまだまだ変革、時代にあわせてやっぱり利用者も減っているというのが現実でございますので、ふやしていくのも必要なのかなと思います。 ちょっと1点、私の質問の中に入っていたんですけれども、飲食施設ですね。そういうのは例えばアビスタの外側にありますけれども、食べるところがですね。最近、図書館の中で食べていても、私も、その荒川区におきまして何か被害ありますか、何か問題ありますかと質問したんですけれども、本を汚したりすることもないそうですし、ほかの方からの苦情もないということなんですね。小さいのはあるかもしれませんけれども。だから、そんなに問題ないのかなと思うんですよ。そうすると長居もできたりとか、利用しやすくなったりとか、のどかわいたら外に行かなきゃいけないのが、そのままできたりとかいろいろあると思うんですけれども、ちょっとその点、御回答なかったのかなと思ったので、再度お願いいたします。 ◎説明員(倉部俊治君) 御質問ありがとうございます。 図書館内での飲食というものは、確かに先進的なところではそれを許しているところもあるかと思いますけれども、まだまだ抵抗感を持っている、利用される市民の方もいらっしゃると思います。 図書館内でのいわゆる蔵書の利用は借りて読むという方もそうですけれども、まだ借りずにいわゆる書架という形でそれを閲覧するという方もいらっしゃいますので、図書館の隣接した、先ほど申し上げました施設とかで、借りた本をその方が読みやすい環境にするというのは、比較的検討しやすいかなと思っておりますので、まずはそちらの考え方の整理から進めてまいりたいと思っております。その延長線上、議員がおっしゃるような、そういう環境ができればいいかなと思います。 ◆(甲斐俊光君) ありがとうございます。いろいろ検討していただければなと思います。 最後にちょっと先ほどの学習スペースですけれども、館内では無理だということでアビスタ全体だということですけれども、見るところまだまだスペースが、ここにもあってもいいのかなとか、2階の中央スペースでいすとか机とかありますけれども、先ほど言った間仕切りみたいなのがあると、物すごい集中できるんですよね。そこ、人気にもなると思うんですけれども。そうすると、またいろんな利用者も、多様な利用者もできるのかなというのも考えられますので、いろいろ考えていただきたいなと思います。 図書館は非常にいい場所でありますので、図書館の魅力をどんどん高めていただいて、市民のニーズと満足度を高めていただける場所になっていただければいいと思います。 以上をもちまして、私の質問を終了したいと思います。どうもありがとうございました。 |